この記事では、新生児の魔の3週目についてまとめます。
魔の3週目は、赤ちゃんが何をしても泣き止まないとの噂を聞いて、いつから始まるのか気になっているママも多いですよね。
生後3週目は14~20日にあたるので、この頃から魔の3週目に突入する赤ちゃんが多いです。
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新生児の魔の3週目は生後何日から?
新生児の「魔の3週目」は、生後14日ごろから始まる、赤ちゃんが何をしても泣き止まない時期です。
生後3週目は、生後14~20日にあたるので、この頃から魔の3週目を迎える赤ちゃんが多いです。
ただ、赤ちゃんの発育や成長には個人差があります。
ぴったり生後3週からではなく、生後12日や生後24日など少しズレたタイミングから魔の3週目が始まることもあります。
魔の3週目になると、次のような泣きがよく見られるようになります。
- 授乳をしておむつも替えたのに泣いている
- 夜中に泣き続けて抱っこしても治まらない
- 泣き声が大きくてママやパパも疲弊
今まで授乳をすればすぐに寝ていた赤ちゃんが、急に泣き喚いたり、夜もなかなか寝ずにパパやママが困惑することがあります。
これは赤ちゃんの病気ではない場合が多く、多くの赤ちゃんに見られることです。
魔の3週目の原因には諸説がありますが、生まれてすぐの赤ちゃんは「まだお腹の中にいる気持ち」であると言われます。
生後14日ごろになると、外部刺激を感じ取れるようになって、泣くことが増えます。
魔の3週目が終わっても、2ヶ月の一度ぐらいのペースでメンタルリープと呼ばれる波がやってきます。
これは後退ではなく脳の発達の過程なので、カウントダウンして怯えず、赤ちゃんの成長として受け入れられると良いですね。
新生児の魔の3週目はいつ終わった
新生児のの魔の3週目は、3週の14~21日の期間のみではなく、6~8週まで続くことが多いです。
厚生労働省の「赤ちゃんが泣き止まない」を見ると、赤ちゃんの泣きのピークは1~2ヶ月であることが分かります。
魔の3週目ごろから一日の泣きの時間が増えて、生後1ヶ月半がピークです。
このピークを過ぎれば、何をやっても泣きやまない事態はだんだんなくなってきます。
魔の3週目が1ヶ月も続くなんて耐えられない…と不安に思う人もいますが、徐々に泣き続ける赤ちゃんにも慣れてきます。
私も一人目の育児のときは、ノイローゼになるかと思うぐらい、赤ちゃんの泣き声に敏感に反応していました。
二人目になると「今日も元気に泣いているな~」ぐらいの余裕がでてきます。
「泣きのピーク」を知らないと赤ちゃんを過剰に心配したり、母親失格?と自分を責めたりしますが、泣くのが普通と思っておけば気持ちが楽になりますよ。
育児が楽になるのは何ヶ月かアンケートしたところ、生後3ヶ月には楽になったと感じている人が多かったので、泣きのピークを乗り越えましょう!
新生児の魔の3週目の乗り切り方
新生児の魔の3週目の乗り切り方を見ていきましょう。
それぞれの乗り切り方をまとめます。
①:魔の3週目で寝かしつけても寝ない
魔の3週目で寝かしつけても寝ない赤ちゃんは多いです。
特に夜中に何度も起きたり、1時間抱いていても泣き続けていると、ママやパパも疲弊してしまいます。
この時期は産後の体の回復も完全ではないので、無理は禁物です。
- パパが寝不足で仕事に差し支えないよう別室で寝てもらう
- ママが産後鬱や体調不良にならないよう休む時間をつくる
夫婦共に大変な時期なので、それぞれがゆっくり休める時間をつくるのが理想です。
例えば、21~25時まではパパが赤ちゃんのお世話をして、それ以降は別室でゆっくり寝てもらう…などです。
21~25時までママが別室で仮眠しておけば、夜中のお世話に体力を残せます。
両親など頼れる人がいる場合は、日中に1時間でも一人で休む時間をつくってもらうのもおすすめです。
魔の3週目は育児の最初の山場ともいえるので、ママ一人に赤ちゃんのお世話が集中しないようにしたいですね。
新生児や生後1ヶ月でジーナ式ネントレに挑戦する人もいますが、赤ちゃんによって合う合わないがあるので、母子ともに無理をしすぎないようにしましょう。
②:魔の3週目でずっと授乳
魔の3週目を乗り切るには、ずっと授乳をして泣き止ませる方法があります。
母乳育児であれば、赤ちゃんが欲しがるだけ母乳を与えることができます。
泣き止まなくて辛いときは、授乳をして心を落ち着かせましょう。
授乳しても泣いていると母乳が出ているか分からないこともあるので、不安があればミルクを足すなどして様子をみるのがよいです。
混合でミルクが3時間もたないなら、1日のトータルが過剰にならないように気を付けつつ、多少は柔軟に対応してOKですよ。
③:魔の3週目で泣き止まない
魔の3週目で何をやっても泣き止まないと、途方に暮れることがあります。
授乳をした、おむつを替えた、温度調節もした…それなのに泣き止まないのは、魔の3週目だからと思って諦めましょう!
もちろん、泣いている赤ちゃんを放置して、別室に籠るのは危険です。
泣いている赤ちゃんのそばにいるのは辛いですが、危険がないように見守りましょう。
赤ちゃんが何をしても泣き止まない「泣きのピーク」は多くの人が経験することです。
少しでも泣いている理由を知りたいなら、赤ちゃんの泣き声から感情を分析できるアプリの「パパっと育児」がおすすめです。
新生児の魔の3週目を乗り切るための育児グッズ
新生児の魔の3週目を乗り切るために活躍する育児グッズをまとめます。
赤ちゃんによって合う合わないはありますが、少しでもママやパパの負担が軽くなる可能性があるので取り入れてみましょう!
①:ネムリラ
魔の3週目におすすめのアイテムは、電動ハイローチェアのネムリラです。
ネムリラは自動でゆらゆらと揺れを作ってくれる、ゆりかごのような存在です。
抱き疲れで腕が限界…ちょっと休憩したい…というときに、赤ちゃんをネムリラに乗せられます。
ネムリラが合えばそのまま入眠してくれる子もいますよ。
ネムリラの寝かしつけのコツをマスターして、育児の負担を減らしましょう!
②:スワドルアップ
魔の3週目におすすめのアイテムは、おくるみのスワドルアップです。
スワドルアップはママのお腹の中にいたときのような、ぴったりと包まれる安心感があります。
モロー反射の防止にもなりので、ビクッとして自分で起きてしまう赤ちゃんにもぴったりです。
③:おしゃぶり
魔の3週目におすすめのアイテムは、ヌークのおしゃぶりです。
おしゃぶりの後悔に効果がない子もいることが挙げられますが、それはどのベビー用品も同じです。
おしゃぶりは1,000円ほどで手に入るため、準備しておくのもよいでしょう。
赤ちゃんに合えば、おしゃぶりを付けると安心感が得られて、入眠しやすくなります。
新生児の魔の3週目がなかった人もいる?
新生児の魔の3週目がなかった人もいます。
具体的に次の3つのパターンです。
それぞれを見ていきましょう!
①:よく寝る赤ちゃん
赤ちゃんの睡眠時間には個人差が大きく、中にはよく寝る赤ちゃんもいます。
すやすや眠っていることが多いと、魔の3週目がなかったように思え、育てやすいと感じるママが多いです。
あまりによく寝ると「好きなだけ寝かせて大丈夫?」と逆に不安になりますが、体重の増えを指摘されておらず、脱水の危険がなければOKです。
生後3週目になってもよく寝る赤ちゃんは、このまま魔の3週目がなく終わるかもしれません。
②:魔の3週目の時期が遅かった
新生児の魔の3週目は、生後14日ごろから始まりますが、時期には個人差があります。
生後1ヶ月ごろから泣くことが多くなれば、「魔の3週目」とは言わないでしょう。
新生児の頃はよく寝ていた赤ちゃんも、生後1ヶ月になると元気に泣くケースもあります。
③:ママが「魔」と感じなかった
生後3週ごろから泣くことが増えても、ママが「魔」と感じなければ「魔の3週目」にはなりません。
例えば、年子や2歳差の育児で上の子に手がかかる場合、赤ちゃんは気づけば大きくなっていることもあります。
新生児が泣いているより、1歳・2歳が癇癪を起している方が放置すると厄介なケースもあるからです。
また、赤ちゃんが泣いていても「元気でよい」という気持ちなら、魔の3週目を意識せず終わる人もいるでしょう。
ママやパパの心の持ち様によって、魔の3週目が怖いものにならないこともありますよ。
新生児の魔の3週目についてまとめ
新生児の魔の3週目についてまとめました。
- 魔の3週目は生後14~21日ごろに始まることが多い
- 泣きのピークは生後1ヶ月半ごろで、それ以降は泣きは減っていく
- 何をしても泣き止まない時期を認識しておくと心の負担が減る
魔の3週目は赤ちゃんが外部に適用しようと頑張っている時期です。
何をしても泣き止まないと不安や疲労がたまりますが、家族で協力して大変な時期を乗り越えましょう!