この記事では、すっぴんクリームは肌に悪いのか解説します。
パッケージには「保湿しながら自然な肌補正が叶う」と書かれていますが、素肌でいるより肌にいいのか疑問ですよね。
すっぴんクリームの成分などを詳しく見ていきましょう!
すっぴんクリームは肌に悪い?
すっぴんクリームは、肌に悪い成分がゼロではないものの、素肌でいるより肌にいいとの意見もあります。
成分を紹介します。
すっぴんクリームの主要な成分は低刺激な保湿成分
すっぴんクリーム(ホワイトフローラルブーケの香り)の成分は次のとおりです。
水, BG, エチルヘキサン酸セチル, ジグリセリン, テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル, フェニルトリメチコン, (アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー , ラウリン酸ポリグリセリル-10, ジメチコン, 1,2-ヘキサンジオール, ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル), ポリヒドロキシステアリン酸, PEG-9ジメチコン, フェノキシエタノール, キサンタンガム, 香料, イソステアリン酸ソルビタン, ポリソルベート60, アルギニン, 酸化亜鉛, アルギン酸Na, ヒアルロン酸Na, マイカ, フィチン酸, トコフェロール, PCA-Na, ヒドロキシアパタイト, 乳酸Na, 加水分解ヒアルロン酸, 酸化銀, 加水分解シルク, アスパラギン酸, マルトデキストリン, 乳酸桿菌, PCA, グリシン, アラニン, カミツレ花エキス, ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム, オウゴン根エキス, セリン, バリン, イソロイシン, トレオニン, プロリン, クエン酸, 水溶性コラーゲン, ヒスチジン, フェニルアラニン, アーチチョーク葉エキス, クエン酸Na, 酸化チタン, オクチルドデカノール, 酸化クロム, リンゴ酸ジイソステアリル, ホホバエステル, トリヒドロキシステアリン, アルミナ, シリカ
化粧品の成分は配合量が多い順に書かれているので、すっぴんクリームに一番多いのは水です。
次いでBG(ブチレングリコール)ですが、低刺激な保湿成分で肌に悪いことはありません。
エチルヘキサン酸セチル、ジグリセリンも保湿成分で、刺激は強くないと言われています。
すっぴんクリームの主要成分は、肌に刺激が少ない保湿剤としての役割をするものです。
他にも、加水分解ヒアルロン酸やオウゴン根エキスなど、化粧水に良く使われる保湿成分が配合されています。
一般的な化粧下地にも保湿成分は使われますが、すっぴんクリームの配合量は多くなっています。
すっぴんクリームには肌に悪い成分も一部ある
すっぴんクリームには、肌に悪い成分も一部あります。
- コポリマー(合成ポリマー)
- ジメチコン(シリコーンオイル)
合成ポリマーは肌をきれいに魅せるためのもので、化粧水などのスキンケアには通常使われません。
肌に直接的な肌に害はないものの、肌の表面に膜ができて呼吸がしづらい状態になります。
シリコーンも避けているスキンケアも多く(ノンシリコン)、賛否が分かれます。
すっぴんクリームはカバー力の高い化粧品と比べると肌に悪い成分は少ないですが、まったくゼロではないことに注意が必要です。
すっぴんクリームは保湿クリームよりは肌に悪い
すっぴんクリームの肌に悪いのかまとめると、次のとおりです。
- 化粧下地に比べると格段に肌に良い
- 保湿クリームと比べると肌に悪い
すっぴんクリームは、肌の補正をする化粧下地と成分は似ていますが、配合量に大きな違いがあります。
化粧下地は肌をなめらかに見せる成分が中心で、乾燥しないよう保湿成分も配合されています。
一方のすっぴんクリームは、保湿成分が中心ですが、肌補正効果のための成分も少し入っています。
スキンケアでは避けたい成分がゼロではないので、保湿クリームと比べると肌に悪いと言えるでしょう。
すっぴんクリームは素肌でいるより肌にいいは本当?
すっぴんクリームは、「素肌でいるより肌にいい」と言われますが、本当の場合もあります。
2つのパターンを見ていきましょう。
①:お風呂上がりに保湿しない
すっぴんクリームは、お風呂上がりに保湿をせずに素肌でいるよりは、塗った方が肌にいい場合が多いです。
お風呂上がりに保湿をしないと、肌の水分が蒸発してトラブルを起こしてしまいます。
本来は、肌に合ったスキンケアをするのが理想ですが、何もつけないよりはすっぴんクリームがある方がよいでしょう。
保湿成分は多く配合されているので、肌のうるおいを閉じ込めることができます。
②:外出時に紫外線を浴びる
外出時に紫外線を浴びるなら、すっぴんクリームは素肌でいるより肌に良いです。
肌に何もつけていないと、紫外線やPM2.5、ほこりなどの影響を受けやすいです。
すっぴんクリームは肌にやさしい成分が中心なので、自然な印象でカバーができます。
すっぴんクリームは紫外線をカットする成分は少ないので、日差しが強い日には、日焼け止めクリームも検討しましょう。
すっぴんクリームの肌に悪くない使い方
すっぴんクリームは肌に悪いと言われることがありますが、使い方を選べば悪影響はないです。
それぞれをまとめます。
①:旅行やお泊りでピンポイントに使う
すっぴんクリームは旅行やお泊りなどでピンポイントに使うのがおすすめです。
週1回ぐらいすっぴんクリームをつけたまま寝ても、肌の状態が悪いときを除けば悪影響というほどではないでしょう。
化粧をしたまま寝落ちてしまう人と比べると、よっぽど保湿力や肌へのやさしさがあります。
肌に負担をかけてしまったかな?と気になるなら、ごめんね素肌のパックでリカバリーしてあげるのも良いですよ。
②:休日メイクやおうちデーに使う
外出しない休日やおうちにいる日もばっちりメイクでは、肌に負担がかかります。
たまにはすっぴんクリームを使って、肌にやさしいメイクをしてあげましょう。
乾燥しがちな人も、肌がうるおいやすくなりますよ。
③:学校につけていく
中学生や高校生で、学校にメイクが禁止の人はすっぴんクリームならバレない可能性があります。
自然にすっぴんクオリティを上げられて、肌にもやさしい保湿成分が入っています。
学校に持って行って見つかると化粧品とバレて怒られるかもしれないので要注意です。
校則で日焼け止めはOKなら、スキンアクアの日焼け止め「トーンアップ」も肌のトーンを自然に上げられますよ。
すっぴんクリームとすっぴんパウダーはどっちがいい?
すっぴんクリームとすっぴんパウダーはどっちがいいのか悩みますよね。
どちらも、肌に悪い成分はゼロではないものの、できるだけ低刺激になるようにつくられています。
それぞれをおすすめする人は次のとおりです。
すっぴんクリームはしっとりした使用感なので、乾燥肌の人におすすめです。
一方のすっぴんパウダーは、さらさらした付け心地なのでオイリー肌や皮脂が気になる人に選ばれています。
後から化粧をする可能性があるなら、すっぴんクリームの方がヨレにくいです。
すっぴんパウダーは取れてきたときに重ね付けしやすい特徴があります。
肌質や好みに合う方を選んでくださいね。
すっぴんクリームは肌に悪いのかまとめ
すっぴんクリームは肌に悪いのかまとめました。
- 主要な成分は低刺激な保湿成分
- 合成ポリマーやシリコーンオイルなど肌をなめらかに見せる成分も入っている
- 保湿クリームよりは肌に悪いが、日中やお泊りに使うなら悪影響は少ない
すっぴんクリームは毎晩のケアに使うのはあまりおすすめできません。
ただ、日中のナチュラルメイクや、お泊りなどのイベントにはぴったりなので、試してみてくださいね♪