\ 最大8%ポイントアップ! /

3歳・4歳自分で歯磨きどう練習する?うがいは必要?歯磨き習慣を獲得するためにできることをまとめてみた

この記事では、3歳・4歳の歯磨きについてまとめました。

3歳になるとますます自己主張が強くなる一方、理由をしっかりと説明すれば納得できるようになります。

保育園でも3歳くらいから歯磨き指導を行う園が多いですが、先生たちは園児たちにどのように

指導しているのでしょう。家庭にも取り入れられる方法はないか参考にしてください。

タップできる目次

歯磨き習慣【自分歯磨きとは】

3歳の誕生日を迎えるころには、少しずつ歯磨きの意味について理解できるようになります。

「汚れた歯を綺麗にしようね」「虫歯にならないようにしっかり磨こうね」と歯磨きの目的を伝え、本格的に

自分で歯磨きができるよう練習を始めます。もちろん仕上げ磨きも重要なので、子どもの練習用と、仕上げ磨き用を

それぞれ用意するとよいです。

また3歳になったからといって、上手に歯ブラシが持てるわけではないので、1歳からスプーンを使いだしたころに

合わせて歯磨きのときに歯ブラシを握らせ、練習しておくのがおすすめです。

自分歯磨きのポイントは、

  • 保護者がお手本を見せる
  • 鏡を見ながら自分で磨いてみる
  • 磨く順番を決める
  • 歯ブラシによる事故に要注意する
  • 仕上げ磨きをする

保護者がお手本を見せる

子どもは日頃からよく大人を見ています。パパやママのまねをするのが大好きなので、ぜひ一緒に歯磨きを

してみましょう。

パパやママがどのように歯を磨いているのか、手の動かし方は?といったように自ら方法をまねようとするので、

子どもの「やってみたい!」というやる気に繋がるよう楽しそうに正しい方法で磨くのがポイントです。

これは自分歯磨きへの導入にすぎません。歯磨きタイムが楽しくなるよう一緒に歯磨きを行い、

コミュニケーションを図ることで、今後の自分歯磨きへ繋げていけます。

鏡を見ながら自分で磨いてみる

「自分で口の中をきれいにしているんだ」と自覚させることを大切にしたいので、ぜひ鏡の前で

歯磨き練習を行ってみてください。

歯ブラシが歯に正しく当たる感覚や、歯ブラシの毛先が歯にきちんと当たっているか、

どこを今磨いているのかを目で確かめながら磨けるので、鏡を見ながら自分で磨くというのはおすすめです。

手鏡でも簡単にできるので、その子に合った方法で試してみてください。

磨く順番を決める

毎回決まった順番で磨かせることも大事です。順番を決めずに磨いてしまうと、あっちこっちと磨き残しが

必ず生じます。仕上げ磨きはしますが、子ども自身が正しい歯の磨き方を習得するためには、

磨く順番を決め、毎回きちんと磨けるよう練習する必要があります。

磨き順をイラストにして貼り、歯磨きをする度それを見ながらいつも同じ順番で磨かせることを

心がけましょう。「次は下の前歯だよ」のように声かけすると良いですね。

イラストを子どもと一緒に作ると、より楽しんでくれます!

うまく磨けたときはしっかり褒めて、楽しい歯磨きタイムになるようにしましょう。

歯ブラシによる事故に要注意する

子どもが歯ブラシを持っているときは必ずそばから離れず見守ることが大切です。

歯ブラシを口の中に入れたまま動いたり、手に持ったまま遊んだり転ぶと思わぬ事故に

つながる場合があります。

安全な環境で歯磨きをするということを習慣にできるよう、「ママと一緒に座って磨こうね」と

いったようにルールを決め、毎回同じ環境で磨くことが重要です。

仕上げ磨きをする

自分磨きができるようになっても十分に磨けているわけではないので、仕上げ磨きはまだまだ必要です。

デンタルフロスを用いて口腔ケアを行うのが理想的ですが、毎回の歯磨きでやるのは大変なので、

少なくとも一日一回はフロスを使用するのを目標にしましょう。

また歯医者さんで定期検診を受けるなどして清潔を保ちましょう。

おかん

うちの子は、歯医者さんで磨き残しを赤く染色する「染め出し」を
してもろて、ちゃんと磨けてるか確認してもらったで!
全く赤く染まらず親子でめちゃくちゃ褒められて、
さらにやる気が出たんやで~ぜひ歯医者さんへ行ってみてな!

歯磨き習慣【うがいの練習をしよう】

ぶくぶくうがいは早くて2歳頃からできるようになりますが、練習をすることでできるようになるので

子どもの様子を見ながら練習をしていきましょう。

ぶくぶくうがいの練習方法は、

  1. 水を吐き出す練習
  2. ほっぺをふくらませる練習
  3. 水を口の中で動かす練習

①水を吐き出す練習

水を口の中に少量含み、ペーっと吐き出す練習をします。

慣れないうちはそのまま飲んでしまったり、お手本を見せてもうまくはできません。

焦らずゆっくり繰り返し練習をしていきましょう。

口に水を含む、その水をぺーっと吐き出すことができれば大成功!たくさん褒めてあげてください♪

鼻が詰まっていたり、鼻水が多いなど体調がすぐれないときは無理をせず、楽しく練習ができるときに

始めましょう。

【おかんの体験談】

うがい練習ははじめからうまくいかなくて当然!おかんの場合は、ペットボトルに飲料水を入れて、

そのペットボトルとプラスチックコップをお風呂場に持っていき、お風呂の時間で練習させてたで~!

服濡れたら..とか、水がこぼれた後のそうじがめんどくさい..とかなんも気にしなくていいのがお風呂!

子どももお風呂で楽しく練習ができるし、うがい練習したいからお風呂もはよ行こう!って感じで

それまでお風呂に行くのも渋って時間かかってたのがウソのよう、一石二鳥のミラクル週間やったわ♪

②ほっぺをふくらませる練習

水がぺーっと吐き出せるようになったら、今度は口に水を含まずほっぺをふくらませる練習をします。

ほっぺをぷくっと膨らませ、そのふくらみを右、左へとうつします。その次に両ほっぺをふくらませ、

次に両ほっぺをへこませます。この順番で出来るようにしていきます。

パパやママが子どものほっぺを指さししながら「次はここだよ」と声掛けをし、一緒に目の前で

やってみるとわかりやすいです。

③水を口の中で動かす練習

ほっぺを順番にふくらませたら、実際に水を含んだ状態で練習します。

水を口に含む→右、左、両ほっぺをふくらませてへこます→ぺーっと吐き出す。この一連の動作が

できるまで練習を重ねましょう。

おかん

そばで見守り、「ぶくぶく~、ぺー」っと合いの手入れたると
本人もわかりやすいし、喜んでくれるで!

歯磨き習慣【保育園での指導方法】

個性豊かな、年齢や発達過程も様々な子どもたちに、園では日々どのようにして指導をしているのか、

家庭にも取り入れたいと感じた方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

  • 「見せて見せて~」は魔法の言葉
  • 曲が終わるまでに歯磨きは終わらせる
  • 日頃から歯・歯磨きについて会話する
  • 手作り工作や絵本をつかう

「見せて見せて~」は魔法の言葉

歯磨きを嫌がる子にいきなり歯を磨こうとすると嫌がってお互いストレスになるので、

スキンシップの延長線に歯磨きというゴールを置いてみましょう。

歯磨きをする前に、「お顔見せてー」と話しかけ、振り向いてくれたら「見えた見えた!」というと、

得意気に見せようとしてくれます。そこから次は他の顔のパーツであったり、手でもいいので

子どもの「ドヤ!」という得意気を引き出していきます。

最後に「お口見せてー!見えた見えた!」「歯を見せてー!見えた見えた!」と歯を見せてくれた隙に

歯磨きを終えます。歯磨きを遊びやスキンシップの一環にするのは子どもたちも参加しやすく良いですね。

曲が終わるまでに歯磨きは終わらせる

子どもの好きな曲を歌い終わるまでに歯磨きを終わらせるというシンプルな方法もあります。

ただ歌うのではなく、歌っている側が楽しそうにしているのがポイントです。

子どもの好きな曲はもちろん、歯磨きソングだと動きに合わせた歌詞が出てくるのでおすすめです!

日頃から歯・歯磨きについて会話する

3歳・4歳になると簡単な説明や日常の会話は理解ができるので、日頃から歯や歯磨きについて

家庭で話していると、歯の大切さや歯磨きの必要性を理解し、習慣化に繋げやすいです。

一回の説明で全てを確実に理解することは難しいので、毎日のように繰り返しお話しします。

よく言ってしまいがちなのがネガティブな表現です。「歯を磨かないと虫歯になって痛いよ」や、

「歯医者さんでいたいいたいされるよ」「虫歯になっても知らないよ」などネガティブな

怖い印象を与えてしまうと、歯を見られたり、触られたりすることを怖がり、

歯磨き自体を嫌いになってしまう可能性があります。

歯磨きは気持ちのいいものとポジティブな印象を与えていくことが大切なので、

「気持ちいいね」「すっきりしたね」や、「歯が強くなるとごはんもおいしく食べられるよ」と

いった声かけや、会話が好ましいです。

どうすれば歯磨きをさせてくれるかという思考を、どうすれば歯磨きがしたくなるのか

という視点に変え、会話や声かけを行うと、歯磨きに興味を持ちやすくなるでしょう。

手作り工作や絵本をつかう

子どもはごっこ遊びが好きなので、模型を使用して歯磨きがどういったものなのかを説明すると

怖くないんだと理解しやすくなります。

工作は手間がかかって大変という場合は、絵本にはたくさんの種類があるので、

ぜひお子さんと一緒に探してみてください。

おかん

子どもは単純で純粋で可愛いな~
ほめてご機嫌にしてしまえばこっちのもんや!
疲れてるけど、叱りたくなるけど、ぐっとこらえなしゃぁない。
できるときだけでええで!(小声)笑

歯磨き習慣【子どもに役割を与えよう】

子どもは大人のマネをするのが大好き!よくパパやママのことを観察しています。

そして子どもたちは頼られることも大好きなので、歯磨きをするときの役割、子どもの仕事を作って

歯磨きに興味を持ってもらうのも一つの方法です。

  • お店で歯ブラシを決めてもらう
  • 歯ブラシをもってくる
  • 本や曲を決めてもらう
  • 歯磨き粉をつけてもらう
  • 鏡を持ってもらう
  • パパやママの歯を歯医者さんになりきって磨いてもらう

など仕事を探せばたくさんあります!

子どもは素直なので、「できた」という小さくてもその成功体験が積み重なると自信に変わります。

歯磨きはしなければならないものではあるけれど、小さな子どもたちは大人ほどまだその重要性を

理解できません。それなら楽しいこと、気持ちのいいものとして取り組めるようにできればいいですね。

今までパパやママが行ってきたなんともない動作一つ一つも子どもにバトンタッチしてみれば、

目をキラキラさせて興味を示してくれるはずです。

自分歯磨き、歯磨き習慣についてのまとめ

歯磨きを習慣化させるためには、家庭でその話題に触れる必要があります。

子どもが歯や歯磨きに興味を持ては、自分歯磨きへもスムーズに移行でき、仕上げ磨きも楽しく

できるのではないでしょうか。

3歳・4歳になると基本的には乳歯はすべて生えそろい、食べ物の幅も広がっていきます。

虫歯になりやすい時期でもあるので、自宅での口腔ケアと定期的な歯科検診で子どもたちの歯を守りたいですね。

-PR-

タップできる目次