この記事では、指しゃぶりする子としない子の違いについてまとめます。
我が家は2人の子供がいますが、指しゃぶりをする子としない子が一人ずつで、それぞれの特徴や理由があることに気づきました。
愛情不足や精神安定との噂は本当なのか、指しゃぶりをする子の特徴に多い事例を見ていきましょう!
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指しゃぶりをする子としない子の違いは?
指しゃぶりをする子としない子の違いを、それぞれの時期別に見ていきましょう。
順番にまとめます。
①:0~1歳で指しゃぶりをする子としない子の違い
0~1歳の指しゃぶりは、赤ちゃんにとって「楽しい遊び」です。
この遊びの指しゃぶりを指しゃぶりをする子としない子の違いは、ずばり好みの差です。
赤ちゃんは生後2~3ヶ月ごろからハンドリガードや指しゃぶりを楽しむ子が多いですが、個人差があります。
ハンドリガードと指しゃぶりがどっちが先かも、赤ちゃんによって違います。
指しゃぶりよりも、ベッドメリーを眺めるのが好きだったり、自分の髪の毛を発見して引っ張ったりと、好みが違うからです。
赤ちゃんが指しゃぶりをしないと逆に不安になる人もいますが、すべて育児書どおりに育つ子の方が稀です。
他にもっと楽しいことがある場合には、指しゃぶりをしなかったり、すぐにしなくなる子もいます。
我が家も上の子は、ズリバイを始めるのが早く動く方が楽しかったようで、指しゃぶりの期間は短かったです。
②:退屈なときに指しゃぶりをする子としない子の違い
退屈なときに指しゃぶりをする子としない子の違いは、一人で退屈な時間を過ごせるかです。
- 退屈だから指しゃぶりで暇つぶし
- 退屈だから泣いて抱っこしてもらう
我が家は上の子は、退屈になるとすぐに泣いたりわめいたりして、指しゃぶりをする間もないぐらい手のかかる子でした。
一方、下の子は指しゃぶりをしながら、ぼーっとテレビを眺めていられる時間が長かったです。
2歳差育児で上の子にも手がかかっていたため、下の子は泣いてもママが来ないこともあると理解していたと思います。
退屈しのぎに指しゃぶりをする、他に癖がある、暇だと泣く…このあたりは個性や育っている環境で違いは出るでしょう。
③:不安なときに指しゃぶりをする子としない子の違い
不安なときに指しゃぶりをする子としない子の違いは、自分で自分の機嫌を取れるかどうかです。
- 不安なときにまず泣く:指しゃぶり不要
- 不安なときは指をしゃぶる:必要
我が家の例では、上の子はよく泣く子で、泣くと授乳していたため、安心材料は抱っことおっぱいだったと考えられます。
寝かしつけのときも1歳すぎまで抱っこでユラユラしていて、添い寝は嫌がっていました。
一方、下の子は授乳をしようと思ったら、上の子が牛乳をこぼす、トイレを失敗、イヤイヤ期で暴れるなど邪魔が入ることが多かったです。
そのため、上の子の対応をしてるうちに、自分で指しゃぶりをして勝手に寝ていることもありました。(娘よ…ごめんね)
指しゃぶりをする子の特徴で「愛情不足」を挙げる人がいますが、下の子に我慢をさせてしまった結果はあったと思います。
逆に新生児にかかりっきりで、上の子に目をかけられない時間が長ければ、上の子が指しゃぶりをするようになったかもしれません。
- 放っておいたら育ったタイプの下の子
- 下の子が産まれて我慢が増えた上の子
- 保育園に通い始めた環境の変化
もちろんどのケースも愛情不足ではないものの、我慢をしたり環境が変わったときに、精神安定のために指しゃぶりが見られる子がいます。
我が家の娘は、0歳から指しゃぶりで自分のご機嫌を取り、そのまま寝てくれる手のかからない子でした。
ただ、2歳半になっても寝るときや退屈なときの指しゃぶりが続いています。
ちなみに2歳までは大人しかった娘ですが、イヤイヤ期になると自我が芽生えだして一気にわがままに突入です。
不安な気持ちや嫌なことを言葉や行動で伝えることが増えてくると、指しゃぶりも減ってくるかな?と期待しています。
指しゃぶりが3歳以上になっても続く場合には、辞めさせるためにかむピタなどのマニキュアを使う人もいます。
指しゃぶりをする子の特徴は3つ
指しゃぶりをする子の特徴は、この3つが多いです。
順番に見ていきましょう!
①:指しゃぶりが楽しい
0歳で指しゃぶりをする子の特徴は、指しゃぶりに楽しさを感じています。
赤ちゃんはハンドリガードといって、自分の手を見つけて眺めたり、その手を口に入れて感触を確かめたりします。
0~1歳は指先よりも口の感覚が発達しているので、何でも口に入れて確かめようとします。
指しゃぶりをすると指の存在が分かるだけでなく、指も舌の感触を感じるので、楽しさも2倍です。
中にはハンドリガードで拳しゃぶりをしたり、一気に指を4本ぐらいしゃぶる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの遊びの指しゃぶりは、感覚の発達の過程なのでやめさせる必要はありません。
指先が発達するにつれて自然となくなるので、0~1歳の時点では指先を清潔にするようにしましょう。
1歳半を過ぎると、ブロックや知育玩具を与えることで、興味が指先のおもちゃに変化していきます。
②:退屈で指しゃぶりをする
1~2歳で指しゃぶりをする子の特徴は、退屈なときに無意識に指が口に入ります。
- ぼーっとしているとき
- テレビを観ているとき
動いているときは指しゃぶりをしなくても、テレビを観ているときに指が口元にいく子は多いです。
大人でも、つい爪をいじったり、髪の毛をクルクルしたり、貧乏ゆすりをする癖がある人がいるのと同じですね。
4~5歳になると「指しゃぶりは格好悪い」と理解できてくるので、子供も自分からやめようとするケースが多いでしょう。
③:指しゃぶりが精神安定になる
指しゃぶりをする子の特徴には、指しゃぶりが精神安定になる子もいます。
ママのおっぱいの代わりや、おしゃぶりの代わりのイメージです。
寝るときに指しゃぶりをしながら入眠したり、新しい場所や不安があるとずっと指をしゃぶっている子もいます。
安心感で指しゃぶりをしている子は、やめるのが一番難しいです。
退屈で意味もなく指しゃぶりをしているのではなく、心の安定になっているからです。
「おしゃぶりは後悔する」とやめられない子がいるのと同じく、寝るときや不安なときに指しゃぶりをする子はやめるのに苦労する特徴があります。
指しゃぶりをする子としない子の違いについてまとめ
指しゃぶりをする子の特徴と、しない子との違いについてまとめました。
- 0歳の指しゃぶりは楽しい遊び
- 退屈なときの指しゃぶりは癖で自然となくなる
- 不安や我慢をするときに指しゃぶりで安心感を得る子もいる
指しゃぶりをする子としない子の違いは、個性や育った環境の違いが大きいです。
3歳を過ぎると大人の言っていることが理解できるようになるので、少しずつ指しゃぶりをやめるようにお話できるといいですね。
まだ0歳で泣いている理由が分からないなら、「パパっと育児」の泣き声診断もおすすめです。
感情を分析して、「お腹すいた」「遊んでほしい」など赤ちゃんの気持ちが分かりやすくなりますよ!