この記事では、3月生まれと4月生まれはどっちがいいのかまとめます。
3月生まれと4月生まれは学年の境目なので、妊活している人はどっちがいいか悩みますよね。
3月生まれの娘を持つ私が、学年差やそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて解説します。
【成長面】3月生まれと4月生まれはどっちがいい?
3月生まれと4月生まれはどっちがいいのか、選べるなら4月がいいと答える人が多いです。
家庭保育をしている間に差はありませんが、保育園や小学校の「学年」になるとほぼ1年違いで成長に差を感じやすいです。
それぞれを見ていきましょう!
①:保育園・幼稚園での体力面
保育園や幼稚園に通うと、3月生まれと4月生まれでは体力面に差があります。
例えば、3歳は1年間に5~10cm背が伸びるので、3月生まれと4月生まれでは体格が違います。
鬼ごっこや運動をしても、4月生まれの子の方が走るのが早く、リードできる場合が多いです。
そのため「3月生まれはかわいそう」と言われることもあります。
逆に3月生まれなら、追いつけ追い越せの気持ちで、成長を見守れるのがメリットでしょう。
②:小学校での学習面
小学校に入ると、3月生まれと4月生まれといった区別はほぼありません。
保育園であれば、先生が「3月生まれさんだから」と配慮をしてくれることがあるものの、小学校になると勉強も運動も皆同じように評価されます。
4月生まれの子の多くは、ひらがなやカタカナが書けて、足し算・引き算もできることが多いです。
ほぼ1年違いの3月生まれの子は、まだひらがなが怪しい部分があったり、カタカナは読めるけれど書けないこともあるでしょう。
学年が上がるにつれて差は埋まっていきますが、「小1から周りよりリードしていてほしい」と考えるなら3月生まれより4月生まれの方が有利です。
【保育園or幼稚園】3月生まれと4月生まれはどっちがいい?
3月生まれと4月生まれはどっちがいいか、保育園と幼稚園のどちらを希望しているかで変わります。
保育園を希望なら4月生まれが有利
仕事復帰のために保育園への入所を考えているなら、4月生まれが保活に有利です。
多くの保育園は、1歳児クラスより0歳児クラスの方が入園しやすいです。
4月生まれならほぼ1歳になる年齢で、0歳児クラスへの申込ができます。
一方で、3月生まれでは0歳児クラスに入園しようと思うと、4月の一斉入園はできないので、産まれてから待機児童になります。
1歳で入園しようと思っても倍率が高く、希望が叶いづらいと言えます。
幼稚園を希望なら3月生まれは早く通える
ママが専業主婦で、子供を幼稚園に入れるなら、3月生まれは早く通えるメリットがあります。
年少の4月の時点での年齢は次のとおりです。
- 3月生まれ:3歳1ヶ月
- 4月生まれ:4歳0ヶ月
昔は近所の子と遊んだり、公園で顔見知りができることが多かったですが、今は保育園に通う子も多く、子供同士のつながりを持ちづらいです。
4月生まれであれば、3歳の1年間は家庭保育になります。
3月生まれなら3歳になればすぐに幼稚園に通えるので、友達と遊んだり、園での行事や工作など、小さいうちから吸収できることが多いです。
ママにとっても、「4歳になるまでずっと子供と一緒は疲れる」との声があります。
子供が幼稚園に通い始めた方が、自分の時間が持てたり、パートを検討できるのがメリットです。
【児童手当】3月生まれと4月生まれはどっちが多い?
3月生まれと4月生まれでは、児童手当でもらえる合計金額が違います。
ずばり、4月生まれの方がもらえる金額が多いです。
児童手当は中学校卒業までもらえるので、次のようになります。
- 3月生まれ:15歳
- 4月生まれ:15歳11ヶ月
児童手当がもらえる月数は、中学卒業まで何年何ヶ月あるかで変わってきます。
4月生まれの方が、3月生まれより11ヶ月分多くもらえるのです。
ただ、児童手当は中学を卒業までの子供にかかる費用の一部を負担するものです。
中卒までの期間が短いとその分お金はかからないので、不公平とは言えないでしょう。
【学年差】3月生まれと4月生まれはどっちがいい?
3月生まれと4月生まれは学年が変わるので、きょうだいとの学年差がどっちがいいかも考えましょう。
1人目の子は3月生まれと4月生まれはどっちがいい?
1人目の子が3月生まれか4月生まれかによって、今後の家族計画が変わってきます。
- 3月生まれ:1学年差は難しく2学年差のリミットも早い
- 4月生まれ:2学年差にしやすいが、すぐ妊娠すると年子や同学年になる
1人目の子が3月生まれなら、生後半年以内に次の子を妊娠しないと1学年差にはなりません。
2学年差の子づくりのタイミングも、上の子が1歳になるころにはスタートしたいところです。
上の子が4月生まれなら、出産してすぐ妊娠すると、兄弟なのに同学年になってしまうこともあります。
逆に、2学年差のリミットも余裕があるので、どれぐらいの学年差にしたいかによって、どっちがいいか検討しましょう。
2人目の子は3月生まれと4月生まれはどっちがいい?
2人目以降の子は、3月生まれと4月生まれのどっちかによって、上の子との学年差が決まります。
学年が1つ違うと、受験が被る・送迎の手間・小学校に通うトータルの年数などが変わってきます。
それぞれの学年差のメリットとデメリットを比較して、家族計画をする人も多いですよ。
年子~5歳差についてまとめた、これらの記事も参考にしてみてくださいね。
3月生まれと4月生まれはどっちがいいか迷って3月生まれになりました
我が家には2人の子供がいますが、下の子が3月生まれです。
3月生まれと4月生まれはどっちがいいか迷って、3月生まれになったエピソードをまとめます。
2人目妊活のときに3月生まれと4月生まれで悩んだ
- 1人目:1月生まれの男の子
- 2人目:3月生まれの女の子
ママである私自身が妹と2学年差で、早く子育てを終えたかったこともあり、子供も2学年差を希望していました。
ただ、上の子が1月生まれだったので、上の子が1歳になってから妊活を計画すると、2学年差にするには下の子も早生まれになる計算になります。
「3月生まれは可哀想か?」と主人と話したこともあり、我が家の結論は次のとおりです。
- 上の子が早生まれで大きなデメリットは感じていない
- ただ、3月生まれと4月生まれを選べるなら、成長面で4月生まれの方が安心
- 2学年差も捨てがたい
- 授かりものだからどっちになるかは神のみぞ知る
選べるなら4月生まれの方が、同じ学年の中で成長が早く安心です。
ただ、上の子が早生まれでそれほどデメリットを感じておらず、2学年差にしたい思いもあったので、早生まれになるタイミングで妊活を始めました。
授かりものなので、3月生まれの2学年差になっても、4月生まれの3学年差になっても、どっちでもよいとの結論です。
年齢的なこともあり、早生まれを避けるより、早く次の子を授かりたい気持ちもありました。
下の子は3月生まれになった
結果として、3周期目で妊娠できたので、娘はギリギリ3月生まれに滑り込み、2学年差になりました。
保育園の1歳児クラスに入ったときは、娘は一人だけハイハイをしている状態で、他の子は歩いたり走ったりしていて、早ければ言葉を発している子など発達の違いは歴然でした。
娘が1歳1ヶ月の時点ですでに2歳の子がいるので、同じクラスの子から「あかちゃん!」と言われることもありました。
年齢が小さいうちはこれが当たり前のため、「うちの子だけ…」と気に病む人には3月生まれはおすすめできません。
ただ、クラスの中でも一番小さいためみんなが可愛がってくれるので、天真爛漫な明るい子に育っています。
「3月生まれがかわいい」と言われるのは、小さい頃から妹ポジションを取れることも大きいでしょう。
3月生まれと4月生まれはどっちがいいかまとめ
3月生まれと4月生まれはどっちがいいかまとめました。
- 選べるなら同学年の中で発達が早い4月生まれが人気
- 保育園希望なら4月生まれ、幼稚園希望なら3月生まれがおすすめ
- 希望の学年差があれば合わせて検討する
妊娠は授かりものであったり、出産のタイミングがズレて思わぬ誕生日になることもあります。
3月生まれも4月生まれもどちらにもメリットがあるので、生まれ月を気にしすぎず妊活をするのもおすすめですよ!