この記事では、新生児が授乳で泣くときの対処法をまとめます。
新生児はまだ赤ちゃん自身が授乳に不慣れで、母乳は出るのに吸ってくれないことも多いです。
うまくくわえさせられない悩みや、口を大きく開けさせる方法を見ていきましょう!
泣いている理由が何なのか分からないなら、パパっと育児の「泣き声診断」が便利です♪
新生児が授乳のときに手で押して泣く理由
新生児が授乳のときに手で押して泣く理由は6つあります。
順番に見ていきましょう!
①:お腹が空いていない
赤ちゃんのお腹が空いていないタイミングで授乳をしようとすると、おっぱいを手で押して泣くことがあります。
お腹が空いていない様子があれば、少し時間をあけてからもう一度トライしてみましょう。
もしかしたら、お腹に空気が溜まっていて飲むのを嫌がっている可能性もあります。
授乳する前にゲップをさせると、溜まっていた空気がなくなりお腹がスッキリして飲めるようになる赤ちゃんもいるので、試してみてくださいね。
泣いている理由が分からなくて不安なら、パパっと育児の「泣き声診断」を使うのもおすすめです。
アプリ内に赤ちゃんの泣き声で感情を分析してくれる機能があり、「お腹が空いた」「眠い」などのが分かるので対処がしやすくなりますよ!
②:眠くて寝たい
授乳のタイミングにちょうど眠気がきてしまい、泣いてしまう新生児もいます。
赤ちゃんの気持ちとしては「お腹はすいてる!でもねむい!」と、どうしたらいいのかわからず混乱しているのかも…。
- あくびをする
- 手足が温かい
このような眠いときに現れる兆候があったら、すこし眠らせてみましょう。
眠さが原因だったら、起きたときに飲めるようになりますよ。
③:飲むのに疲れた
新生児にとって、授乳はかなり体力をつかうものです。
生まれたばかりで筋力も弱いので飲んでいるうちに疲れてしまい、手で押して「もういらない」と伝えようとしている場合もあります。
成長にともなって体力がつき、一度に吸える量が増えてくれば、授乳中に泣くことは減っていきます。
④:授乳姿勢がイマイチ
授乳するたびに手で押して泣く場合は、授乳の姿勢が赤ちゃんに合っていない可能性があります。
赤ちゃんの顔と体がそれぞれ違うほうを向いていないか、グラグラと不安定になっていないかを確認してみましょう。
また、いつもとちがう抱っこを試してみるのもひとつの方法です!
- よこ抱っこ
- たて抱っこ
- フットボール抱き
抱っこの仕方を変えてみると、赤ちゃんにぴたりと合う姿勢が見つかることもありますよ。
⑤:母乳の出が悪い
母乳の出よりも赤ちゃんの吸う力のほうが強いとき、「お腹が空いているのに出てこない!」と泣き始めることがあります。
出産したばかりでは、母乳がたくさん出てくることはほとんどありません。
赤ちゃんがおっぱいを吸うと母乳をつくるホルモンが分泌されるので、少しずつでも根気よく飲ませていきましょう。
⑥:母乳が出すぎている
赤ちゃんの吸う力よりも、多く母乳が出ている場合も手で押して泣くことがあります。
母乳の勢いが良すぎると、赤ちゃんが飲みにくかったり噎せてしまうことも。
新生児で母乳がピューっと出るママもいます。
母乳が勢いよく出ている様子があれば、授乳の前にかるく搾乳して溜まっていた分を出しておくと改善されますよ。
新生児の授乳でうまくくわえさせられない悩みは多い
新生児の授乳でうまくくわえさせられない悩みは多いです。
新生児の授乳がうまくできないことに悩んでいるママは多いです。
でも、それは赤ちゃん自身がまだ授乳に慣れていないだけ。
ママが悪いわけではないので、気を落とさず何度もトライしてコツを掴んでいきましょう。
新生児の授乳で口を大きく開けさせる方法
新生児の授乳で口を大きく開けさせる方法は次の3つです。
それぞれを解説します。
①:首の後ろを支えて飲みやすい姿勢を作る
まず初めに、赤ちゃんが飲みやすい姿勢を作りましょう。
- 首の後ろを支える
- あごが上がるような向きになればOK
自分がものを飲むときのイメージで、あごが上向きになるように赤ちゃんの首の後ろを支えてあげます。
頭のうしろを持ってしまうとうまくいかないので、首〜背中の上部に手を置くのがコツです。
②:乳首を入れにいかず口を開くのを待つ
次に、赤ちゃんが口を開くまでの流れを見ていきます。
- 赤ちゃんの唇を乳首でつんつん刺激する
- 赤ちゃんが口を大きく開けるまで待つ
- 口を開けたスキに乳輪まで深くくわえさせる
赤ちゃんの口を指でこじ開けず、乳首をつかって唇をつんつんと刺激して口が開くのを待ちましょう。
そして、口が大きく開いた瞬間にすばやく乳輪まで深くくわえさせます。
赤ちゃんの口がドナルドダックのような形になっているのが理想的と言われていますね。
くわえ方が浅いと乳首が切れてしまうことがあるので「乳輪まで深くくわえさせる」これだけは気をつけましょう!
③:赤ちゃんの成長を見守る
指示の通りにしても、赤ちゃんが口を開けてくれなかったり、くわえさせるまでに数分かかってしまうこともあります。
そんなときは、「今はまだできないだけ」と捉えて赤ちゃんの成長を見守りましょう。
出産の疲労が取れないなかで睡眠をけずって育児をしているのに、1日に何度もある授乳が上手くいかないのはつらいと思います。
でも、回数を重ねてママと赤ちゃんが慣れてくるにつれて、上手に授乳できるようになりますよ。
新生児が授乳で泣く対処法についてまとめ
新生児が授乳で泣く対処法についてまとめました。
- 眠い・お腹が空いていない可能性がある
- 授乳姿勢をチェック、または変えてみるのもおすすめ
- 出産直後から母乳がたくさん出ることはほとんどない
新生児はおっぱいを吸うことに慣れていなかったり、ママの母乳量も安定していないことから、授乳がうまくいかず悩んでいる人が多いです。
授乳のときに泣かれるのはつらいですが、授乳姿勢をチェックしたり、口を大きく開けさせる方法をためして乗り越えてくださいね。
泣いている理由が分からなければ、「泣き声診断」も試してみましょう!