この記事では、出産は痛いのになぜ2人目が産めるのかまとめます。
中にはトラウマになって一人っ子を選ぶ人もいるものの、2人目を産んでいる人も多いです。
実際に私も1人目を産んだ後「二度と出産はしたくない」と思いましたが、2学年差で下の子を出産しました。
出産の痛みを忘れるのはなぜなのか、痛くても2人目が産める理由を詳しく見ていきましょう!
出産は痛いのになぜ2人目が産める?
出産は痛いのになぜ2人目が産めるのか、理由は大きく5つあります。
順番に見ていきましょう!
①:だんだん痛みを忘れる
出産は痛いのに2人目が産める最大の理由は、だんだん痛みを忘れるからです。
出産の痛みはショック死するほどと言われていて、忘れるわけがないと思いますが、不思議なことに忘れます。
出産直後は「出産はトラウマでもう二度と産まない」と決めていても、結局また2人目を産む人が多いですよね。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあるように、強い痛みや苦難も過ぎ去れば忘れるのが人間です。
出産ほどの大事態でなくても、次のような人は多いはずです。
- 夜更かしで高熱が出る
- 「これからは早く寝る」と自分に誓う
- 1ヶ月後にまた夜更かし
夜更かしをして高熱が出て、もう二度としないと思っても、1ヶ月後にはまた元に戻っていることはよくある話です。
出産も痛いのに半年・1年と経つうちに、だんだん痛みを忘れて、また産んでも良いと思える人がたくさんいます。
②:母性が強くなる
出産は痛いのに2人目が産めるには、「母強し」もあります。
出産して赤ちゃんを育ていると、病気になったり、怪我をすることは多いです。
「こんなに小さい我が子が40度の熱で泣いているなんて…代わってあげたい」と思うときがあります。
自分は少しぐらい辛くても子供の幸せを祈っているうちに、出産の痛みぐらいどうってことない感覚になります。
もちろんあの痛みは二度と経験したくないですが、赤ちゃんが小さい体で病気に闘っている姿を見ると、自分の痛みは二の次に感じます。
③:赤ちゃんが可愛い
出産は痛いのになぜ2人目が産めるのか…単純に産まれてきた赤ちゃんが可愛いからです。
産んだ直後や産後1~2ヶ月は、母体も疲労があり、赤ちゃんのお世話にも慣れず、出産は二度と無理と考える人も多いです。
生後半年~1年経ち育児にも余裕が出てくると、「赤ちゃんは可愛いなぁ」と感じることが増えてきます。
この頃になると、出産の痛みもだいぶと忘れてきています。
出産の痛み<赤ちゃんの可愛さ
二度と出産したくないと思っていた人も、出産の痛みより赤ちゃんの可愛さが勝ってくることがあります。
④:2人目の欲しさが上回っている
出産は痛いですが、2人目の欲しさが上回ればまた産めます。
- 理想の家族計画がある
- 上の子をお兄ちゃん(お姉ちゃん)にしてあげたい
- また赤ちゃんを抱きたい
たとえば4人家族に憧れていて、きょうだいを作ってあげたいと思う人は多いです。
一人っ子はデメリットしかないことはないですが、特にパパやママ自身がきょうだいと仲が良かった場合は、子供も2人以上を望むケースもあります。
逆に選択一人っ子にしようと考えていたけれど、また赤ちゃんを抱きたいと思って5歳差以上で2人目を考える夫婦もいます。
⑤:2人目の方が大変なことは少ない
出産は痛いのに2人目が産める理由に、2人目の方が大変なことは少ないと言われることが挙げられます。
- 経産婦の方が分娩時間の平均が短い
- つわりの対策が分かっている
- 妊娠中の不安が少ない
2人目が予定日により早く産まれる確率は1人目より高く、分娩時間も短いことが多いです。
一度乗り越えた痛みで、それよりもラクに産まれる可能性が高いと聞くと、また産める気がしてきます。
つわりの軽減グッズが分かっていたり、妊娠中の過ごし方も体感しているので不安が少ないです。
出産がトラウマで一人っ子を選ぶ人もいる
出産は痛いのに2人目を望む人が多い反面、出産がトラウマで一人っ子を選ぶ人もいます。
- 出産の痛みのトラウマ
- 心理的なトラウマ
これらには個人差があり、特に心理的なトラウマは深く残る場合があります。
出産の痛みは時間が経てば忘れる人が多いですが、心理的なトラウマは逆に強くなる場合があります。
- 予期せぬ難産になってしまった
- 助けてほしいときに助けてもらえなかった
例えば、普通分娩で出産予定だったが、赤ちゃんの心拍が下がるなど、予期せぬ理由で帝王切開に切り替えるケースもあります。
出産時に上手くいきめない・出産後の赤ちゃんに治療が必要などは、誰にでも起こることです。
ママの頑張りを否定する人がいると、出産がトラウマになって2人目に踏み出せません。
また、助けてほしいときに助けてもらえなかったことも心理的なトラウマになりがちです。
出産時にパパが飲み会に行っていたり、「陣痛が来たかも」と言ってもゲームに夢中で話を聞いてもらえなかったり、家族がなかなか車を出してくれなかったりなどが挙げられます。
出産のトラウマを否定するのではなく、その根本を解消する必要があるかもしれません。
出産を二度としたくない人は2人目の不安が大きいことも
出産を二度としたくない理由には、2人目の不安が大きいことも挙げられます。
2人目を産むには、出産の痛みを超えるほど赤ちゃんが欲しくなる必要があります。
出産の痛み<2人目が欲しい
我が子は愛おしく、赤ちゃんも可愛いけれど、体力的・精神的・経済的な問題で2人目を躊躇するママもいます。
2人も育てられる自信がないし、うちはお金がないし…と考えているうちに、出産の痛みにもう一度耐えるのは無理との結論に至る場合もあります。
「2歳差はメリットだらけ」「3歳差はメリットだらけ」と言われるように、歳の差が近いきょうだいが人気な傾向です。
とはいえ、4歳差・5歳差は落ち着いて育児ができるのが利点です。
ある程度子供が大きくなって手が離れたら、また赤ちゃんを抱きたいとトラウマを払拭できることもありますよ。
出産は痛いのになぜ2人目が産めるのかまとめ
出産は痛いのになぜ2人目が産めるのかまとめました。
- 出産の痛みはだんだん忘れる
- 赤ちゃんが可愛くて2人目が欲しいと思えばまた産める
- 出産のトラウマは心理的な要因が多い
出産は産んだ直後は痛くても、また痛みを忘れて2人目に臨む人が多いです。
子育てにゆとりができる期間にも個人差があるので、あせらず家族計画をしましょう。