この記事では、「一人っ子ママがずるい」と言われる理由をまとめます。
一昔前は「一人っ子はデメリットしかない」という風潮がありましたが、今では選択一人っ子も増えています。
金銭的にゆとりがあり優雅な生活に見える一人っ子ママを「ずるい」「むかつく」と感じがちですが、ないものねだりの場合が多いです。
一人っ子ママにとっても、きょうだいは羨ましいと思うこともあるものですよ。
一人っ子ママがずるい理由は「ゆとり」がある
一人っ子ママがずるい理由は「ゆとり」があることです。
子供が多ければ多いほど、お金がかかったり、ママ自身の時間はなくなります。
一方で、選択一人っ子であれば、子供一人にお金や時間を使えるので、生活に余裕やゆとりがあり優雅に見えるのです。
「一人っ子ママは性格が悪い」ということはなく、むかつく理由はないものねだりがほとんどです。
一人っ子にもきょうだいにも違った良さがあるものの、日々の生活に追われていると、つい一人っ子ママを羨ましく感じてしまう人も多いです。
具体的に、一人っ子ママがずるいと思うシチュエーションを見ていきましょう。
一人っ子ママがずるい金銭的なゆとり
一人っ子ママがずるい「金銭的なゆとり」についてまとめました。
それぞれを見ていきましょう。
①:子供にお金のかかる習い事をさせている
一人っ子ママの中には、子どもにお金のかかる習い事をさせている人もいるでしょう。
例えば習い事に3万円の予算を考えている場合、3人兄弟なら一人あたりの予算は1万円。
一人っ子なら、そのお金を一人に集中して使うことができるため、月謝の高い習い事や複数の掛け持ちをすることができます。
習い事の待ち時間が苦痛と感じるのも一人分ですみ、プログラミングスクールや、マンツーマン指導の習い事もしやすいです。
同じ金額を使っていても、一人にかける金額が大きいと、羨ましいと感じてしまうママは多いでしょう。
②:専業主婦なのに家計に余裕がありそう
一人っ子ママが専業主婦とわかっている場合、家計に余裕がありそうに見えてずるいと感じてしまう人もいます。
きょうだいがいると、その分食費や学費などの出費も多くなり、家計のやりくりも大変に。
「うちも一人っ子なら働かずに済むのに…」と思いながら、やむを得ず働いているママもいるでしょう。
そのような人から見ると、子どもが一人っ子で専業主婦のママがずるい、羨ましいと見えるのかもしれません。
③:子供がブランド服を着ている
一人っ子の場合は洋服にもお金を掛けられるため、子どもがブランド服を着ていることも。
話を聞かないと分からない習い事などと違い、洋服はパッと見ただけで「ブランドものだ」「お金をかけている」と気づきますよね。
一人っ子の場合、親がお金をかけられるだけでなく、祖父母も大盤振る舞いをしてくれることもあります。
一方、本当はブランド服を着せたいけど、子どもが多くてそれができず、お下がりやプチプラ服を着せているママもいるでしょう。
そんなママから見ると、ブランド服を着ている一人っ子のママがむかつく、ずるいと感じてしまうことがあります。
一人っ子ママがずるい時間のゆとり
一人っ子ママがずるい「時間のゆとり」について見ていきましょう。
それぞれを見ていきましょう。
①:ニコニコしていて優雅に見える
保育園・幼稚園の送り迎えや習い事の送迎などで、ニコニコしているママを見ると、「あの人は余裕があるんだな」と感じますよね。
自分は下の子を抱っこしながら、荷物も多くて必死…という状態だと、なおさら笑顔がまぶしく見えます。
寝不足などで余裕がなさすぎる状態だと、笑顔のママがむかつくと感じることもあるかもしれません。
相手が一人っ子のママとわかると余計に、「子どもが一人でいいな」「私だって笑顔でいたいのに…」と思う人もいるでしょう。
「2歳差はメリットだらけ」「3歳差はメリットだらけ」など年の差が近い家族計画は人気ですが、最初の数年は大変なことも多いのが事実です。
②:お化粧や身だしなみに気を使っている
お化粧や身だしなみは、時間にゆとりがなければ気を使えません。
子供が複数いると、その分お世話をする時間が長くなり、自分のことなど後回しになってしまいます。
どこへ行くにもすっぴんか最低限のメイク、服装も何より動きやすさ優先で「最後におしゃれして出かけたのはいつだっけ?」という状態に。
そんな時に、しっかりメイクにおしゃれな服装の一人っ子ママを見かけたら、優雅で羨ましくなりますよね。
③:お菓子作りやハンドメイドなど手作りが多い
子どもが一人っ子で時間にゆとりがあるママの中には、お菓子作りや裁縫・編み物など、いろいろなものを手作りするという人もいます。
手作りのお菓子をもらったり、子どもがハンドメイドのものを持っていたりするのを見ると、時間があって羨ましいと感じますよね。
特に時間も手間もかかるような凝ったものが手作りだとわかると、私にはできない、ずるいなと思うママも多いでしょう。
選択一人っ子には悩みも。一人っ子ママはきょうだいが羨ましいこともある
選択一人っ子はずるいと言われることがあるものの、一人っ子ママはきょうだいが羨ましいこともあります。
一人っ子のデメリットとしてよく挙げられるのは、次の3つです。
- 親が子供の遊び相手となる負担
- 子供に対して過干渉になりやすい
- 2人目はいつ?のプレッシャー
きょうだいがいれば子どもだけで遊んでくれる時間がありますが、一人っ子だとそうはいきません。
遊びの相手は親になることが多くなり、家事が進まない、やりたいことができないなど負担に感じるママもいます。
また、一人っ子だと親の目が届きやすく、何でも口を出したり手を貸したり、子どもに対して過干渉になってしまうことも。
子どもは一人と決めているのに、「2人目はいつ?」などと聞かれると、「産まなきゃだめなの?」とプレッシャーに感じてしまいます。
一人っ子ママにも、「きょうだいがいれば…」ときょうだいママを羨ましく感じる瞬間は多々あるでしょう。
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一人っ子ママがむかつく理由についてまとめ
一人っ子ママがむかつく理由についてまとめました。
- 時間やお金にゆとりがあるのが羨ましい
- 子供に塾や習い事などの投資ができる
- 一人っ子ママ自身も優雅に見える
一人っ子にもきょうだいにもどちらにも違った良さがあるので、妬ましい気持ちを抑えて子供と向き合いたいですね。