この記事では、想像妊娠をするとどうなるのかまとめます。
お腹に赤ちゃんがいるか気になると、想像妊娠をして妊娠したときのような症状が出る人がいます。
生理が4日ほど遅れたり、妊娠初期症状を感じると、本当に妊娠しているのか思い込みなのか、判断に迷いますよね。
想像妊娠で体にどのような変化があるのか見ていきましょう!
想像妊娠でお腹が大きくなるのはなぜ?
想像妊娠をするとお腹が大きくなるのはなぜでしょうか?
大きくなったと感じる理由をまとめます。
想像妊娠だけではお腹は大きくならない
想像妊娠は実際には胎児はお腹にいないので、お腹が大きくなることはありません。
想像妊娠をすると妊娠初期症状が出て、体のだるさや吐き気を感じる人がいます。
これは「病は気から」に近く、思い込みが体調に現れることがあるのです。
想像妊娠が長きに渡っても、基本的にお腹の大きさは変わりません。
ただ「赤ちゃんのためにたくさん食べなきゃ!」と食が進むと、お腹まわりに肉が付く場合があります。
お腹の中身には赤ちゃんがいないですが、脂肪で大きく見える可能性もあるでしょう。
妊娠を考えすぎると錯覚することも
想像妊娠で赤ちゃんがいると思い込むと、お腹も大きくなってきているように錯覚する場合があります。
ポジティブになると「今日の自分はキラキラしている」と感じることがあるように、見方によってはお腹も大きく見えます。
普段、自分のお腹を意識して見ることは少ないですが、改めてよく観察すると赤ちゃんが宿っているようにぽっこりしている人も多いでしょう。
想像妊娠で生理はどれぐらい遅れる?
想像妊娠で生理はどれぐらい遅れるのでしょうか?
生理が3~4日遅れた場合は妊娠の前兆なのか、解説します。
想像妊娠だけで生理は遅れないことが多い
想像妊娠は実際には受胎していないので、生理は遅れません。
妊娠すれば生理はこないですが、想像妊娠であれば通常どおり生理がきます。
生理予定日から3~4日過ぎた場合には、本当に妊娠しているか、生理予定日がズレたことが考えられます。
予定日から2~5日前後することはあるので、しばらく経過を見守りましょう。
生理予定日を1週間過ぎてもこなければ、妊娠検査薬を試してみましょう。
どうしても気になるなら妊娠検査薬を生理予定日当日に使っても、陽性が出ることもあります。
あくまでフライング検査なので、生理予定日1週間後に再検査してくださいね。
心理的ストレスがあると1週間以上遅れることも
想像妊娠をする人は、妊娠が気になりすぎて心理的なストレスを感じている場合があります。
ストレスを感じると、女性ホルモンのバランスが乱れて、生理が1週間以上遅れることもあります。
想像妊娠で生理が遅れるというよりは、ストレスの影響で生理不順になることが考えられます。
あまりに生理不順になるなら、病院で相談してみるのもよいでしょう。
想像妊娠をしやすい人は?
想像妊娠をしやすい人は、次の2つのパターンがあります。
それぞれを解説します。
①:妊娠したか不安な高校生や不倫中の人
妊娠を望んでいない、高校生や不倫中の人は想像妊娠をしやすいです。
「妊娠していたらどうしよう…」という不安があると、体の小さな変化に敏感になります。
体のだるさや眠さなどから、「妊娠してしまったに違いない」と感じて、不安がさらに大きくなる場合もあるのです。
大きな不安やストレスがかかると、生理が遅れやすいです。
生理予定日を過ぎると、さらに妊娠した気持ちになって、お腹も大きくなっているように錯覚してしまう人もいます。
②:妊活中で何としても赤ちゃんを授かりたい人
妊活中で何としても赤ちゃんを授かりたい人も、想像妊娠をしやすい傾向にあります。
着床完了サインや妊娠超初期症状に似たものを感じると、「今度こそ妊娠できた」と舞い上がってしまいがちです。
生理が予定日にこなかったりすると、想像妊娠が加速してしまいます。
想像妊娠で陽性は出ることは通常はありません。
ただ尿が蒸発した後の蒸発線を陽性と勘違いしてしまうこともあります。
妊娠検査薬のフライングで陽性が間違いの人もいるので、生理予定日1週間後に検査して判定するようにしましょう。
想像妊娠で生理はどれぐらい遅れるのかまとめ
想像妊娠で生理はどれぐらい遅れるのかまとめました。
- 想像妊娠で生理が遅れたりお腹が大きくなることはない
- ストレスで生理不順になることはある
- 妊娠を考えすぎると体調に影響して妊娠初期症状と思い込みやすい
妊娠が気になると想像妊娠をすることもありますが、生理予定日1週間後に妊娠検査薬を使いましょう。
陽性なら病院に行って、本当に妊娠しているか確かめてくださいね。