この記事では、ネントレはやめたほうがいいのかまとめます。
ネントレに成功すると赤ちゃんが眠ってくれるのは魅力的で、日中にしっかりスキンシップをすればサイレントベビーなどの悪影響はないと言われています。
ただ、ジーナ式ネントレは決まりごとが多く、途中で挫折してしまうママもいて「やらなきゃ良かった」と後悔の声も聞かれます。
ネントレは赤ちゃんとママによって合う合わないがあるので、無理に進めずに様子をみながらやってみてくださいね。
ネントレはやめたほうがいい?

「ネントレはやめたほうがいい」と言われるのはなぜでしょうか?
赤ちゃんが生活リズムを身に付けぐっすり眠るようになるメリットがあるものの、赤ちゃんとママによっては合う合わないがあります。
ずばり、メリットとデメリットは次のとおりです。
ネントレは赤ちゃんの生活リズムをママ(パパ)が作るので、良くも悪くもタイムスケジュールを重視した生活になります。
ネントレをして後悔しないように、メリットとデメリットを踏まえてから挑戦してくださいね。
ちなみにネントレで有名な「ジーナ式」はためになることが書いてある半面、「これは無理…」と思うこともあります。
よっぽど規律正しい人以外は、ジーナ式ネントレをすべてを実行するのはやめたほうがよいです。
「ジーナ式」を自分流にアレンジした「ゆるジーナ」は取り入れやすいので、取り入れやすい部分を活かして、赤ちゃんの生活リズムを作っていきましょう!
ネントレやジーナ式は後悔する5つの理由

ネントレやジーナ式で後悔するのには5つの理由があります。
やらなきゃ良かった理由を見ていきましょう。
①:赤ちゃんが泣いていることで胸が痛む

ネントレでは、「赤ちゃんの泣き声がつらい」とネントレを始めたことに後悔する人もいるでしょう。
ジーナ式ではベッドに寝かせたあと赤ちゃんが泣いても抱っこできません。
赤ちゃんが泣いているのを見守るしかできないのは胸が痛みますよね…。
特に、ネントレを始めてすぐのころは、絶対に赤ちゃんは泣きます。
親も一定の期間は覚悟して臨む必要があります。
②:泣き声が近所迷惑でないか不安

ネントレをしているときの泣き声が近所迷惑になるのでは…と不安に感じることもあります。
赤ちゃんが泣き続けていると、虐待やネグレクトを疑われそうという心配もありますよね。
物音が少ない夜間は声が響きやすいです。
ネントレしているときは窓を閉めるなど、防音対策をとる必要があります。
赤ちゃんの泣き声がうざいと近所との関係がギクシャクすると、ネントレを始めたことを後悔しがちです。
③:スケジュールを守ることが苦痛になる

ネントレは、スケジュールを守ることが苦痛になり、後悔する人がいます。
ジーナ式では赤ちゃんが一人で寝られるようスケジュールが決められていて、起きる時間・授乳・お昼寝の時間など決まり事がたくさん!
その時間を守って進めることが苦痛になる場合もあるでしょう。
「授乳の時間なのに飲んでくれない」「お昼寝してほしいのに寝そうもない」となるとストレスに感じて、挫折しやすくなります。
また、1日のスケジュールが崩れてしまいそうな泊まりのお出かけや、帰省が気軽にできなくて葛藤する人もいます。
④:中にはネントレが合わない子もいる

赤ちゃんにもそれぞれ個性があり、ネントレやジーナ式が合わない子もいます。
- 抱っこじゃないと寝られない子
- おっぱいじゃないと寝られない子
- ママやパパがいないと不安で寝られない子
ネントレを始めてから気づくことが多いですね。
その子のペースがあるので、一旦やめてしばらくしてから挑戦するとうまくいく場合もありますよ。
「ネントレをもっと早くやめればよかった…」と後悔する前に、早めに仕切り直すのもいいでしょう。
⑤:ネントレをしなくても寝る子は寝る

赤ちゃんによってペースがありますが、なかにはネントレをしなくても自然と一人で寝られようになる子もいます。
「自然と一人で寝るようになる?そんなバカな…」とびっくりするママは多いですよね。
決められたネントレスケジュールではなく、赤ちゃんに合わせていろいろ試してみると、一人で寝られる条件がわかることもありますよ!
- おふろのタイミング
- 寝る前のルーティン
- ライトの明るさ調整
などなど、赤ちゃんの様子をみながら試行錯誤するのもひとつの手です。
赤ちゃんによってよく寝る寝ないは個人差があり、我が家も上の子はネントレを頑張ってようやく寝られるようになりました。
一方、下の子は眠そうにしたらベッドに置くだけで寝てくれる、ネントレが必要ない子でした。
無理にネントレをしなくても、赤ちゃんによっては自然に任せていると寝る子もいます。
ネントレをやるべき3つの理由

ネントレには3つのメリットがあります。
それぞれを見ていきましょう。
①:赤ちゃんが良く眠るようになる

ネントレをした赤ちゃんはよく眠るようになり、睡眠の質もアップします!
赤ちゃんは、浅い眠りの時間(レム睡眠)が長いため少しの物音で起きてしまいやすい特徴があります。
でも一人で寝ることに慣れると、夜中に目が覚めてしまっても再度自分で眠ることができるように!
あやさなくても寝てくれるので、ママやパパの負担が減るのも嬉しいですね。
②:ママやパパが良く眠れる

ネントレをして赤ちゃんが一人で寝られるようになると、ママやパパも夜泣き対応がなくなり良く眠れます。
親がしっかり睡眠をとるメリットはたくさんあります!
- 免疫力がアップ
- 翌日の仕事にひびかない
- メンタルが安定し育児に余裕がもてる
産後のママにとって、免疫力をあげて風邪を引きにくくすることは大切です。
授乳中は飲める薬が限られますし、自分の体調が悪くても「赤ちゃんのお世話があるから」と寝ていられない人もいますよね。
ネントレで赤ちゃんひとりで寝てくれると、家族の健康にもいい影響がありますよ♪
③:ダラダラせずメリハリのある生活ができる

先ほどネントレのスケジュールを守るのが苦痛になると紹介しましたが、そのルールがメリットになる場合もあります。
- ダラダラしなくなる
- 規則正しい生活が送れる
- 1日の予定がたてやすい
ネントレでは、基本的に平日・休日関係なくいつも同じ時間に起き、寝る時間も同じです。
毎日決まったリズムで過ごすので、ダラダラして時間を無駄にすることがなくなりますよ♪
「何時になったら〇〇をする」と決まっているので、買い物などの予定を立てやすいのも嬉しいですね。
ジーナ式で後悔しないために確認すべきこと
ジーナ式で後悔しないためには、次の3つが大切です。
ネントレの中でもジーナ式は決まりごとが多いので、確認してからスタートしましょう!
①:親がジーナ式のルールを守れるか
きのう夜更かしして約束のネバーランド一気見したことを後悔しているw ジーナ式ネントレは朝7時に起きるところからはじまるんじゃ
X
ジーナ式ネントレは、起きる時間や寝る時間が決まってます。
当然ですが、赤ちゃんは起床時間に勝手に起きてくれないので、大人がリズムをつくる必要があります。
夜更かしや、赤ちゃんのお世話で眠い日の朝に、赤ちゃんがスヤスヤと寝ている…。
こんな状況で、二度寝を選ぶ人は、ジーナ式は向いていません。
赤ちゃんに頑張ってもらう以上、親も覚悟して臨みましょう!
②:家族の協力はあるか
ジーナ式は家族と考え方が合わないと後悔します。
ママがジーナに積極的で、パパは消極的なケースが多いです。
- 赤ちゃんが寝るタイミングでパパが帰宅
- 土日の朝も早起き
- パパも赤ちゃんのリズムに合わせて生活
旦那さんがジーナ式に消極的だったり、関心がない場合、夫婦でトラブルになりやすいです。
「私は赤ちゃんのために頑張っているのに!」と思うママと、「泣いてばっかりで可哀想!」と言うパパだと、上手くいかないのが目に見えます。
ジーナ式で後悔しないために、あらかじめ家族と話し合うことが必要です。
③:根気よく続けられるか
ジーナ式ネントレは、1週間頑張って上手くいく子は少ないです。
1ヶ月は続けてみてて軌道に乗ってくるイメージなので、それまでに心が折れたり挫折する人も…。
「1ヶ月やれば必ず成功する」とも限らず、中には合わない子もいます。
ママがどんなに頑張っても離乳食を食べない子がいるのと同じで、ジーナ式をやってもスムーズに寝ないこともあります。
ジーナ式は親子共に厳しいかも…と感じたら、自分でルールをゆるくしている人もいます。
ネントレは赤ちゃんの1日のリズムを作ることが大切なので、起きる時間と寝る時間など無理なく続けられることで進めるのも良いでしょう。
ジーナ式ネントレはやめたほうがいい人におすすめは?
ジーナ式ネントレはやめたほうがいい人は、ずばり次に当てはまる人です。
- 三日坊主で効果が出るまでに脱落しそう
- 泣いている赤ちゃんを放置するのが苦痛
- スケジュールを守ることがストレスに感じる
- 一生懸命がんばったのに寝てくれないと病みそう
- 家族がネントレに賛成していない
これらに当てはまる人はネントレで後悔する可能性があるので、ネントレ以外の2つの方法も紹介します。
①:目覚めに光を取り入れて体内時計を整える
スケジュールを守ったネントレはストレスになるし後悔しそう…と悩んでいる人は、赤ちゃんの目覚めに光を取り入れて、体内時計を整えることから始めましょう!
朝と夜を区別するためには、「セロトニン」というホルモンが関与していて、朝に光を浴びることでセロトニンが作られます。
毎朝同じ時間に朝日と同等の光を浴びれば、徐々に体内時計が24時間のリズムに順応していきます。
とはいえ、毎朝決まった時間に赤ちゃんを起こせる自信がない…。
そんなママにおすすめは、光目覚まし時計のトトノエライトプレーンです。




トトノエライトプレーンは、目覚ましが鳴る30分前から徐々に明るくなって、朝日と同等の光を浴びられます。
専門家も朝に光を浴びることは重要との見解を示していて、トトノエライトプレーンは赤ちゃんから使えます。
朝に光を浴びる大切さをタップで確認
生まれてから、赤ちゃんの体は24時間の生活リズムに徐々に順応していきます。
特に2歳までに、確かな習慣を身につけさせることが重要です。
朝と夜を区別するためには、「セロトニン」という重要なホルモンが関与しています。朝、光を浴びることで目覚めを促し、前向きな気分になる脳内物質であるセロトニンが分泌されるのです。
光はまた、睡眠ホルモンであるメラトニンの減少を助け、眠気を和らげます。そして夜になり暗くなると、セロトニンはメラトニンに変わります。
朝に十分な光を浴び、セロトニンを生成しておくことで、夜にはメラトニンへと切り替わり、良質な睡眠につながります。
私がトトノエライトプレーンを使い始めたのは娘が2歳のときですが、保育園の日の朝も明らかに目覚めがよくなりました。
ジーナ式ネントレは大変そうだけれど、赤ちゃんの体内時計は整えていきたいなら、簡単に始められるトトノエライトプレーンを導入してみましょう!
大人も目覚めが良くなるので、朝からアグレッシブに動けますよ。
②:ネントレは諦めて赤ちゃんのペースに合わせる
泣いている赤ちゃんを放置することに罪悪感を覚えてしまうなら、ネントレはやめたほうがいいでしょう。
決められたスケジュールで動くより、赤ちゃんが泣いたときに授乳したり、眠くなったら寝かせたいと思うなら、赤ちゃんのペースに合わせてあげると後悔なく過ごせます。
泣かせっぱなしが辛かったり、自分に合わないスケジュール管理をすることはママのストレスにつながります。
赤ちゃんが眠たいときに寝かせてあげるなら、「パパっと育児の泣き声診断」がおすすめです。
「眠い」「お腹すいた」などの感情を分析してくれるので、泣きの対処がしやすいですよ。
パパっと育児は育児日記の機能も充実していて無料で使えるので、タイムスケジュールを記録するのにもぴったりです。
ネントレはやめたほうがいいのかまとめ
ネントレはやめたほうがいいのかまとめました。
- 慣れるまでは赤ちゃんが泣いてしまうのを覚悟で挑戦
- 罪悪感やストレスになるなら中断しても◎
- 赤ちゃんの様子をみながらムリなく進めよう
ネントレには、赤ちゃんだけでなく、ママもパパもよく眠れるようになるという大きなメリットがあります!
一方で、泣き声に罪悪感をおぼえたり、スケジュールどおりに進めないストレスを抱えてしまう可能性も。
赤ちゃんの向き不向きもあるので、ネントレは「ぜったいやるべき!」「やめたほうがいい」と断言できません。
気になる人は赤ちゃんのペースに合わせて、ゆったりした気持ちでチャレンジしてみてくださいね!

