この記事では、つわりがある日とない日に波があることについてまとめます。
つわりが軽い日は体調面では助かりますが、「赤ちゃんに元気がないのでは?」と調子がいいと不安に感じる妊婦さんもいます。
心拍確認前の妊娠6週・7週や、ピークの妊娠9週につわりが急になくなるのは普通なのか、100人に聞いてみました!
つわりはある日とない日に波がある?
つわりはある日とない日に波がある人が多いです。
つわりを経験した先輩ママにアンケート調査をしました。
アンケート期間:2023年5月4~5日
対象者:つわりを経験した人
回答数:100人
結果を発表します。
つわりは「重い日と軽い日の差があった」人が半数以上でした。
波はなく一定の辛さの人より、その日によって楽に感じる日がある人の方が多いです。
「全くない日があった」との回答も15%で、つわりの波は個人差があるようです。
つわりが急になくなったり、どんな波があるのか、詳しく見ていきましょう!
妊娠6週はつわりに波がある?急になくなると危険?
心拍確認前や妊娠6週につわりが急になくなると、「胎児に何かあったのでは?」と不安な気持ちになりますよね。
実際に、妊娠してすぐの頃、どれぐらいの人が波があると感じていたのかまとめます。
6週でつわりの波があった人もいる
妊娠してすぐの妊娠6~7週の頃、つわりの波があった人は35%でした。
つわりの波について、具体的に次の声が挙がりました。
全く動けないくらいしんどい日と、ご飯を食べる時だけ気持ち悪くなるくらいの日があった。
連続して数日吐いてしまう時もあれば、吐かずに1日過ごせることもあった。
何もない日は全くないし、気持ち悪い日はずっと船酔いしている感じ。基本的に気持ち悪い日が続くけど、急に何もない日がたまにある感じでした。
つわりの始まり方には個人差があり、症状が突然強く出る人もいれば、「なんだか今日は気持ち悪い…」と体調が思わしくない日が増えることもあります。
妊娠初期は情緒不安定で泣く人も多く、その日の体調や気持ちも揺らぎやすいです。
妊娠初期につわりが急になくなると流産の可能性もある
つわりがある日を境に急になくなった人の一部には、妊娠が継続できなかった人もいました。
流産してしまったので、妊娠初期だけでつわりの気持ち悪さがありました。
妊娠初期につわりがなくなって、それ以降もない日が続く場合には、流産の可能性もあります。
「9週の壁」とも言われる妊娠9週ごろまでは、流産が起こりやすい時期です。
とはいえ「つわりがない日=胎児が危険」ではないので、日によって波がある場合には心配しすぎないようにしましょう。
つわり以外にも出血など気になることがあれば、病院を受診してみてくださいね。
妊娠9週はつわりに波がある?ある日とない日がある人も
妊娠9週ごろにつわりのピークを迎える人が多いです。
そんな時期につわりの波があるのか確認しておきましょう。
つわりがピークの時期にも波があったと答えた人は、50%と半数でした。
ピーク時に感じたつわりの波の体験談も紹介します。
妊娠8~12週あたりが辛かったです。特に寝不足だった日はつわりがひどく、洗剤類、シャンプーの匂いがとても気持ち悪かったです。
においつわりで、鍋で煮炊きするにおいが駄目だったのですが、軽い日は少し我慢すれば料理できるくらい、ひどい日はお湯を沸かすだけで気分が悪くなりました。吐くこと自体は少ないけれど吐き気が治まらないという状態で、吐き気の程度が一日ごとに上下していました。
体調が普段と変わらないと思うほど良くなったと思う日があれば、寝込んでいなければならないほど悪い日もありました。
つわりがピーク時には、吐き気に苦しんだり寝込むほどつらい妊婦さんも多いです。
その一方で、つわりがない日や軽い日もあり、波があったと答えた人がたくさんいました。
その日の体調や寝不足などもつわりの重さに影響しやすいです。
終わりかけの11~12週につわりの波がある人もいる
つわりの終わりかけの頃に、日によって重さの波があった人もいます。
つわりの終わりかけに波があった人は21%でした。
つわりが終わりかけの頃は、終わったと思う日とやっぱりまだ気持ち悪いかもと思う日が交互にありました。
一日楽で少し動ける日があると翌日はまたぶり返すというのが、2週間程続きました。
点滴をしたり数日入院するくらいの悪阻でした。終わりかけの時はごはん食べられるかも?買い物行けるかも?と思えるくらいに気持ちが上向きの日(時間)と、ソファに横になったまま動けずに何とか水分だけ取って一日が終わる日がありました。徐々に後者の日の割合が減っていって、最後は突然終わりました。
つわりの終わり方にも個人差がありますが、ある日を境に急になくなった人よりも、軽い日やない日が増えてきて、気づけば終わっていた人もいます。
軽い日が続いてまた重くなる「つわりのぶり返し」に苦しむ妊婦さんもいて、つわりは終わりかけがしんどいと言われる理由の一つです。
つわり波があるのはなぜ?
つわりに波がある人は多く、日によって違うのはなぜか不安になるものです。
ある日とない日の理由は次のことが挙げられます。
- 妊婦さん自身の体調
- 妊婦さん自身のメンタル
- 天候や気圧
まず、妊婦さん自身の体調が下がっているときは、つわりも重くなりがちです。
体調だけでなく、メンタルも吐き気に繋がることがあります。
他にも、天候や気圧などの条件によっても、波がある人もいます。
つわりがある日とない日の過ごし方を見ていきましょう。
つわりに波がある人の過ごし方
つわりがある日とない日に波があると不安ですが、急になくなった場合を除いては胎児に問題はないことが多いです。
それぞれの過ごし方を紹介します。
つわりがある日の過ごし方
つわりが重い日は、なるべく体を休めるようにしましょう。
- 食べやすいものを少しでも口にする
- 吐き気がひどいときは水分だけでも摂る
- 仕事や家事が休めそうならゆっくり休養する
つわりがある日はご飯を食べづらい人が多いです。
ゼリーやさっぱりしたものなど、口にできそうなものを少しずつ食べましょう。
吐き気がひどくて受け付けないときも、水分だけは摂るようにしてくださいね。
仕事や家事はなるべく休むか控えめにして、ゆっくり休養したいものです。
つわりがない日の過ごし方
つわりがない日や軽い日も、無理はせずにできる範囲で動きましょう。
- 簡単な家事
- なるべく栄養のあるものを食べる
- 無理はしすぎないように気を付ける
掃除や洗濯が溜まっているなら、無理のない範囲で家事をすると部屋がすっきりします。
つわり中は家族に家事をお願いできると助かりますが、そうはいかない場合には、軽い日に少しずつ動きましょう。
無理をしすぎるとしんどくなりますが、ずっと寝ているのも気持ちが滅入ります。
つわりが軽い日はラッキーデーと思って、いつもは食べづらい食事も摂りたいですね。
つわりに波があることついてまとめ
つわりに波があることについてまとめました。
- つわりの重さに波がある人は多い
- 妊娠初期に急につわりがなくなり、それ以降もない日が続く場合には、流産の可能性もある
- 「つわりがない日=胎児が危険」ではない
妊娠中はメンタル面も不安定になりやすく、つわりが重なると体力的にもしんどいです。
少しでも楽になれるように、つわりの軽減グッズを取り入れつつ、日々を乗り越えましょう!