この記事では、排卵検査薬の妊娠したときの反応をドゥーテストで解説します。
妊娠したら排卵はしないので、排卵検査薬がずっと陰性になる場合が多いです。
ただ、妊娠判定に使えたという声もあるので、どんな反応なのか気になりますよね。
排卵検査薬が余っている人は試しに妊娠判定に代用してもよいですが、正確な判定は妊娠検査薬で行うようにしましょう!
排卵日の予測なら排卵検査薬
妊娠判定なら妊娠検査薬
排卵検査薬は妊娠検査薬の代用になる?
排卵検査薬は妊娠検査薬の代用になることもありますが、正確性は高くありません。
まとめると次のとおりです。
- 排卵検査薬と妊娠検査薬が反応するホルモンの構造は似ている
- 構造は似ているが異なるので反応しない場合も多い
排卵検査薬で、妊娠検査薬が反応するホルモンを捉えられる場合もありますが、確実性は低いといえます。
ただ、排卵検査薬が余っているなら試してみること自体は悪くないです。
陽性の場合は妊娠検査薬で再検査、陰性で生理がこなくても妊娠検査薬で再検査すればOKです。
排卵検査薬は妊娠検査薬の代用にできるほどの精度ではないものの、体の変化を掴む手掛かりになるかもしれません。
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排卵検査薬ドゥーテストの妊娠したときの反応は?
排卵検査薬ドゥーテストの妊娠したときの反応は、陽性と陰性のどちらを示す場合もあります。
それぞれを詳しく見ていきましょう!
排卵検査薬は妊娠したときの反応は「陰性」が多い
妊娠をすると排卵はしないので、排卵検査薬がずっと陰性になる場合が多いです。
陽性になった後に排卵日をすぎて陰性になれば、そのあとはしばらく陽性が続きます。
そして次の排卵日前に検査をすると、通常は陽性になるところが排卵がないので陰性になることが多いです。
「いつになったら排卵するのかな?」と不思議に思って、妊娠検査薬を使って妊娠判定をすると陽性だった!というのがよくあるケースです。
排卵検査薬は妊娠したときの反応は「薄い陽性」を示すことも
妊娠すると排卵はしないので、排卵検査薬が反応するLH黄体形成ホルモンは分泌されません。
排卵しないので陰性になることが多いのですが、稀に薄い陽性になって妊娠判定に使えたという人もいます。
妊娠しているときには、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンが増えます。
黄体形成ホルモンとヒト絨毛性性腺刺激ホルモンは、どちらも似た構造を持つ糖タンパク質ホルモンで、反応を示す場合があるのです。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンは、二種のサブユニットα、βが日共有結合的に会合したαβダイマー構造を持つ糖タンパク質ホルモンである。類似のαβ構造を持つ糖タンパク質ホルモンとしては、他に下垂体性ゴナドトロビンである黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンおよび甲状腺刺激ホルモンがあり、これらのホルモンは共通のαサブユニットを持ち、βサブユニットがそれぞれのホルモンによって異なっており、ホルモンの特異性を示している。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン (hCG) の生合成
αβダイマー構造を持つ糖タンパク質ホルモンの2つをまとめるとこうです。
ホルモンの名称 | 増えるタイミング | 検査薬 |
---|---|---|
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン | 妊娠すると増える | 妊娠検査薬 |
黄体形成ホルモン | 排卵前に増える | 排卵検査薬 |
本来、排卵検査薬は黄体形成ホルモン(LH)を捉えるものですが、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hDGa)も同じ構造をもつ糖タンパク質ホルモンです。
そのためhDGaが反応する場合もあり、排卵検査薬は妊娠したときの反応は陽性を示すことも考えられます。
排卵検査薬でずっと陽性が続く場合は妊娠している可能性もあるので、妊娠検査薬を使って妊娠判定をしましょう!
検査は生理予定日1週間後が目安ですが、妊娠検査薬の生理予定日当日の確率は、陽性が出る人も半数以上です。
排卵検査薬ドゥーテストがどんな反応のときに妊娠できる?
排卵検査薬ドゥーテストが次の反応のタイミングで妊娠した人が多いです。
排卵検査薬が強陽性の反応は妊娠しやすい時期なので、積極的にタイミングを取るといいですね!
強陽性の当日でなくても妊娠する可能性はあり、実際に私は薄い陽性の反応で妊娠しました。
ドゥーテストが反応しだしてからタイミングをとると妊娠しやすいので、妊活に取り入れてみてくださいね♪
①:排卵検査薬ドゥーテストが強陽性の反応のときは一番妊娠しやすい
排卵検査薬ドゥーテストが強陽性の反応のときは、写真の③④のような状態です。
強陽性は、LHサージが強く反応して、排卵日の前日を示しています。
精子の寿命は24~48時間ほどなので、排卵日の前日にタイミングを取ると、卵子がやってきたときに精子が一番多く存在していることになります。
妊活の目的で排卵検査薬ドゥーテストを使うなら、強陽性では必ずタイミングを取りたいですね!
ちなみに強陽性以降は男の子が産まれやすく、排卵検査薬ドゥーテストで男の子を産み分けに挑戦することもできます。
②:排卵検査薬ドゥーテストが薄い陽性の反応のときも妊娠の可能性あり
排卵検査薬が薄い陽性の反応のときは、写真の①②のような状態です。
薄い陽性は、LHサージが反応しはじめて排卵日が近づいてきているサインです。
精子の寿命は最大48時間と言われているので、排卵の2日前にタイミングを取っても妊娠する可能性があります。
そのため、薄い陽性のタイミングで妊娠した人もたくさんいますよ!
ちなみに薄い陽性は女の子が産まれやすく、排卵検査薬ドゥーテストで女の子産み分けに挑戦もできます。
③:排卵検査薬ドゥーテストが陰性になった日(陽性の翌日)も妊娠のチャンス!
排卵検査薬ドゥーテストが陰性になった当日(陽性の翌日)は、グラフのちょうど赤い線、すなわち排卵日当日の可能性が高いです。
排卵日に卵子が出てくるので、すぐにタイミングを取れば、精子と出会えるチャンスはあります。
陰性になってから時間が経つほど妊娠の確率は下がるので、妊娠希望なら少しでも早くタイミングを取るのが良いです。
陰性になって2日後以降は妊娠できる可能性は減ってしまいます。
上手くタイミングが取れなかったら、また次の周期を狙って妊活しましょう。
排卵検査薬は妊娠検査薬の代用になるのかまとめ
排卵検査薬は妊娠検査薬の代用になるのかまとめました。
- 排卵しないので通常は陰性
- 妊娠すると増えるホルモンが排卵検査薬に反応して陽性になる場合も
- 排卵検査薬を妊娠検査薬の代用にするには精度が低い
排卵検査薬が余っている人は試しに妊娠判定に使ってもよいですが、正確な判定は妊娠検査薬で行うようにしましょう!
排卵日の予測なら排卵検査薬
妊娠判定なら妊娠検査薬