この記事では、「今日陣痛きてほしい」と思ったときにできることをまとめます。
陣痛を確実に起こせる方法はないですが、陣痛を促すツボや運動や体勢があり、陣痛が来やすくなります。
陣痛を起こすためにジャンプする人もいますが危険なので、赤ちゃんが降りてくる安全な方法をやってみましょう!
初産の方も経産婦さんも、陣痛がきてほしいときに試してみてくださいね。
今日陣痛きてほしいならツボを押す!
今日陣痛きてほしいと思ったら、まずはツボを押しましょう!
ホルモンの分泌の促進に期待ができるので、ツボ押しはただの陣痛ジンクスではありません。
女性ホルモンに関わるツボは次の3つです。
これらのツボの位置と、押し方を見ていきましょう!
妊娠中のツボ押しの注意点
紹介する3つのツボは、すべて脚にあります。
お腹が大きい妊婦さんは体勢が不安定で転倒が危険なので、ソファーなどに座って後ろに倒れないように気を付けましょう。
今日陣痛がきてほしいと思っても、ずっとツボを押し続けないでください。
1回5秒を、1日に数回するぐらいがちょうどよく、押しっぱなしにすると陣痛がくるわけではありません。
それでは、3つのツボを見ていきましょう!
①:三陰交(さんいんこう)
今日陣痛きてほしいと思ったら、まずは三陰交を押します。
このツボは、女性ホルモンが分泌されると言われていて、陣痛が起こりやすくなります。
早速、三陰交の位置を見つけましょう!
足の内くるぶしに、反対の手の小指をそえます。
そえた小指の横に、人差し指までをくっつけて置きます。
この指4本分の上の骨のきわが三陰交です。
ツボは親指で押しましょう。
今日陣痛きてほしいと思うと力が入りますが、気持ちいいぐらいでOKです。
5秒ぐらい押したら片足が終了です。
反対の脚も同様に三陰交を見つけます。
5秒ほど押してください。
三陰交は陣痛を起こすツボとして一番効果が期待できます。
子宮へのアプローチだけでなく、冷え性にも効くと言われているので妊婦さんにぴったりのツボですね。
②:血海(けっかい)
今日陣痛きてほしいと思って、三陰交だけで物足りないなら血海も押しましょう。
このツボは、名前のとおり血の巡りを良くしてくれます。
血海の位置は次のとおりです。
膝にお皿があるので、この内側上に反対の手の薬指を置きます。
そえた薬指の横に、人差し指までをくっつけて置きます。
この指3本分の位置が血海です。
ツボは親指で5秒ほど押しましょう。
今日陣痛きてほしいと思うと力が入りますが、血海は痛いと感じやすいツボです。
優しく押して痛気持ちいいぐらいで止めましょう。
反対の脚も同様に血海を見つけます。
5秒ほど押してください。
血海は陣痛を起こすツボではないですが、血行を良くすると陣痛がきやすくなります。
体にとっても良いツボなので、優しく押してみてくださいね。
③:陰陵泉(いんりょうせん)
今日陣痛きてほしいと思ったら、陰陵泉も押しましょう。
このツボは、ホルモンバランスを整えたり、むくみを取ってくれます。
陰陵泉の位置は次のとおりです。
膝下にくぼみがあるので、内側のくぼみに反対の手の人差し指を置きます。
そえた人差し指の横に、小指までをくっつけて置きます。
この指4本分の位置が陰陵泉です。
ツボは親指で5秒ほど押しましょう。
今日陣痛きてほしいと思うと力が入りますが、陰陵泉も痛いと感じやすいツボです。
優しく押して痛気持ちいいぐらいで止めましょう。
反対の脚も同様に血海を見つけます。
5秒ほど押してください。
陰陵泉は陣痛を起こすツボではないですが、ホルモンバランスを整えてくれるので、少しは出産の後押しになるかもしれません。
むくみも取れるツボなので、優しく押してみてくださいね。
今日陣痛きてほしいなら三陰交
陣痛がきてほしいときの3つのツボを見てきましたが、一番効果が期待できるのは三陰交です。
いろいろなツボがあって忘れそう…という人は、三陰交だけはしっかり把握して、1日3回ぐらい押しましょう!
今すぐ陣痛を起こすツボではないものの、東洋医学では効果に期待ができると言われていますよ。
今日陣痛がきてほしいときの7つの行動
今日陣痛がきてほしいと思ったときにできることは、次の7です。
それぞれを見ていきましょう!
※正期産(妊娠37週)以前に陣痛がきてほしいと思っても、まだ赤ちゃんが産まれるには早い時期です。
運動などは医師に確認の上で行うようにしましょう。
①:雑巾がけ
雑巾がけは陣痛が起こりやすくなる体勢です。
ただ床を拭くだけでは効果が薄く、四つん這いになるのがポイントです!
膝を床についた四つん這いのポーズは陣痛を促す体勢と言われています。
雑巾がけをすると部屋がきれいになって、陣痛も起こりやすくなるので一石二鳥ですね。
臨月はお腹が大きいのでバランスを崩さないように気を付けて行いましょう。
②:スクワット
今日陣痛がきてほしいと思ったら、スクワットに挑戦しましょう。
骨盤を開く動きなので、スクワットをすると陣痛が起こりやすくなり、安産にもつながると言われています。
バランスが取れるように、壁や椅子につかまってやるのもおすすめです。
陣痛を起こすためにジャンプは危険ですが、スクワットは助産師さんもおすすめしている運動です。
ただ、腰痛がある人は悪化する可能性もあるため、控えるようにしましょう。
スクワットをしていたら破水した人もいるので、万が一の破水にも対応できるよう、家族がいる時間や、タクシーを呼べる日中に行うと安心です。
③:乳頭マッサージ
今日陣痛がきてほしいと思ったら、乳頭マッサージをしましょう。
乳頭マッサージには陣痛を促す作用があり、母乳の出をスムーズにする効果もあります。
新生児期は母乳が出てるか分からないと悩むママも多いので、妊娠中から対策をしておくのもいいですね。
④:内診グリグリ
今日陣痛がきてほしいと思った日が検診なら、内診グリグリをしてもらうよう相談するのもおすすめです。
内診グリグリは卵膜剝離のことで、陣痛を起こすために行われる医療行為です。
卵膜を指で剥がすので内診グリグリは痛いと感じる人が大半ですが、陣痛が起こりやすくなる効果あります。
内診グリグリから陣痛までの確率を調査したところ、当日~翌日に陣痛がきた人は38%だったので、今日陣痛がきてほしいならお願いしてみるのもよいでしょう。
⑤:陣痛ジンクスの食べ物
今日陣痛がきてほしいと思ったら、陣痛ジンクスの食べ物を試すのも一つです。
ジンクスなので医学的根拠がないものも多いですが、次の食べ物が陣痛がくると言われています。
- オロナミンC
- 焼肉
- パイナップル
- ピザ
- カレー
これらを試している妊婦さんが多いですよ。
今日の献立に迷ったら、焼き肉やカレーにしてみるのも良いですね。
⑥:ラズベリーリーフティー
ラズベリーリーフティーは出産が早まると言われているお茶です。
正確には、分娩時間が短くなるのですが、子宮収縮作用の効果もあります。
分娩時間が10分短くなる安産のお茶なので、ラズベリーリーフティーを飲んでお産に備えましょう!
妊娠中期に飲むとお腹があることがあり、ラズベリーリーフティーは良くないため飲む時期に気を付けてくださいね。
⑦:夜はリラックスして眠る
リラックスしているときは副交感神経が優位になり、この状態で陣痛がきやすいと言われています。
つまり、夜中に陣痛がきやすい寝方は、リラックスして眠ることです。
「赤ちゃんはまだかな?」と考えすぎずに、夜は大きく深呼吸して布団に入りましょう。
今日陣痛がきてほしい妊婦さんはたくさんいる
今日陣痛がきてほしい妊婦さんはたくさんいます。
同士たちはどんな理由なのか見ていきましょう!
出産が近づくと気持ち的にも体的にも、さらには金銭的にも陣痛がきてほしいと思いがちです。
無理のない範囲で、ウォーキングやスクワットで体を動かしたり、陣痛ジンクスを試してみましょう。
上手く陣痛がきたときのために、体力は温存してよく寝てくださいね。
今日陣痛が来てほしいけれど、やっぱり来ない…というときは、赤ちゃんが産まれたときの準備を万全にして待ちましょう。
ちなみに「予定日超過は育てやすい」と言われることが多いので、お腹の中でじっくり育てるのも悪くないですよ。
出産前に買っておけばよかったものをまとめたので、チェックしてみてくださいね。
今日陣痛がきてほしいときにできることまとめ
今日陣痛がきてほしいときにできることをまとめました。
- まずはツボ(三陰交)を押す
- 運動やストレッチをする
- 食べ物で願掛けをするものあり
無事に陣痛がきて、安産になることを願っています!